これはTERASOLUNA Server Framework for Java (Web版) の機能網羅サンプルアプリケーションを導入する手順書です。
下記手順に従うことで、機能網羅サンプルアプリケーションの実行環境を準備することができます。
導入環境には、あらかじめ下記のものが用意されている必要があります。
併記されているバージョンを元に動作確認を行っていますが、このバージョン以外の環境での動作を制限するものではありません。
また、これらのインストール及び設定の手順については、別途Web上の利用ガイド等を参照してください。
プロジェクトの「\ant」フォルダには、antタスクが記述された「build.xml」が存在します。以下がantタスクの一覧です。
antタスク | 説明 |
clean | 作成したwarファイル、コンパイルされたクラスファイルの削除を行う。 |
compile | コンパイルを行う。 |
native2ascii | native2asciiにてプロパティファイルのコード変換を行う。 |
deploy | プロジェクトのデプロイを行う。 |
createJavaDoc | JavaDocの生成を行う。 |
testcase | 機能テスト実行用のアプリケーションをデプロイする。 |
native2ascii_testcase | 機能テスト用にプロパティファイルのコード変換を行う。 |
compile_testcase | 機能テスト用にコンパイルを行う。 |
contextRelativeTrue(ver2.0.x系のみ) | コンテキスト相対パス遷移モード(Struts準拠:contextRelative=true)に変更する |
contextRelativeFalse(ver2.0.x系のみ) | モジュール相対パス遷移モード(TERASOLUNA準拠:contextRelative=false)に変更する |
EclipseにWTPプラグインが導入されている場合、以下の手順でサーバーを追加します。
機能網羅アプリケーションをEclipseにインポートします。また、データベースの設定を行います。
functionsample-thin_(バージョン番号).zipを任意のフォルダに展開します。
展開されたfunctionsample-thin_(バージョン番号).zipのフォルダ名が「functionsample-thin」であることを確認します。
展開ツールや展開のしかたによっては、フォルダ名が「functionsample-thin_(バージョン番号)」となる場合がありますが、フォルダ名を手動で「functionsample-thin」に変更してください。
エラーが出る場合は「備考」を参照し、設定を変更してください。
Tomcatがデータベースに接続できるようにJDBCドライバを「<TOMCAT_HOME>/common/lib」にコピーします。JDBCドライバは付属されていないので、利用者各自でで別途入手する必要があります。
※バージョンが合っていれば、クライアント等をインストールした際に付属しているJDBCドライバをご利用いただけます。
設定項目 | 設定する値 |
インスタンス名 | functionsampledb |
DBユーザー名/パスワード | sample/sample |
ネットサービス名 | SAMPLEDB |
設定項目 | 設定する値 |
名前 | functionsampledb |
オーナー | postgres |
エンコーディング | UTF8 |
Template | なし |
テーブル空間 | pg_default |
WTPプラグインを利用する場合、以下の手順でプロジェクトを実行します。
サーバービューで「functionsample-thin」のプロジェクトをサーバに追加します。
WTPプラグインを利用しない場合、以下の手順でプロジェクトを実行します。