アップグレード

Puppy Linux ではバージョンの違いによって中身が異なります。
そのため、バージョンが異なる場合は新規でインストールする事が推奨されます。

異なるバージョンの新規インストール

これは簡単です。インストール先として別のフォルダに入れるだけです。
GRUB に追加する事で、新旧どちらのバージョンも起動する事ができます。

個人情報ファイルから必要なファイルを得る

別のバージョンを同じファイルシステム(ドライブ)内に入れる場合、
個人情報ファイルは /mnt/home 内にある別のフォルダから参照できるでしょう。
.4fs .3fs 等の拡張子になっているはずです。
(このファイル名は、はじめて生成する時、個々にファイル名を聞かれて決めているはずです)
これをクリックすると Puppy Linux がメモリに展開する中身が表示されます。
あとは必要なファイルを取り出すだけです。

個人情報ファイルを新環境で使用する

この方法は推奨されませんが、手順として存在しています。
インストールした Puppy Linux フォルダに従来の個人情報ファイルを入れて起動するだけです。
これを行うと起動の段階で使用するかどうかの確認メッセージが表示されます。
enter(return)キーで個人情報ファイルを使用して起動します。

この手順は完全に前の環境を引き継ぎます。これはテーマや壁紙も含めます。
そのため、外見上が従来と変化なくても、新バージョンで起動している事に注意が必要です。