カーネル資源の初期化

start_kernel関数は、Linuxカーネル内の様々な機能やデータ構造の初期化を行う関数である。この関数は初期化プロセスのコンテキストで実行される。初期化処理の最後で、initプロセスの生成を行っている。初期化が完了した時点でこのタスクはアイドルプロセスとなる。

    start_kernel()
        Linux起動メッセージの出力

        (各種初期化処理)
        trap_init();
        init_IRQ();
        sched_init();
        time_init();
            :
            :
            :
        smp_init();
        initプロセス起動(kernel_thread(init)関数)

        アイドル関数(cpu_idle)を呼び出し、初期化タスクがアイドルプロセスとなる
}

(NIS)HirokazuTakahashi
2000年06月11日 (日) 22時29分57秒 JST
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