[Linux-ha-jp] pacemakerからpostgresqlを起動出来ない件

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Takehiro Matsushima takeh****@gmail*****
2015年 9月 1日 (火) 09:57:10 JST


海藤さん

松島です。お世話になっています。

> しかもDBS-PRI側が起動しなかった際はvip-naster/slave/repが全て
> stoppedのままです。
> DBS-PRI側が起動した場合は全てvip-naster/slave/repはDBS-PRI側
> として起動してます。
これらのリソースはPostgreSQLのリソースのMasterやSlaveに同居するように制約が設定されています(colocationやlocationの制約)ので正常動作となります。

> なお、その際のDBS-PRI側のpgdataのフォルダーには必ずrecovery.conf
> が一度生成され、その後recovery.doneになっています。
> recovery.doneの中身を確認した所、application_name=dbs-priと
> なっていますので、レプリケーション動作は出来ずpromoteするしか
> なくなっていると思いますが私の解釈は間違っているでしょうか?
pgsql RA(に限らずMaster/Slave形式のRA)は一旦Slave状態を経由してMasterに移行します。停止するときもSlave状態を経由することになります。
[Stopped] ←→ [Slave] ←→ [Master]

pgsql RAは一旦Slaveとして起動しようとしますので、recovery.confを生成します。


crm_monではDBS-STBがMasterへ接続できていないという表示になっていますが、この時、DBS-STB側でPostgreSQLはログに何か出力ございますでしょうか。
ご確認下さい。


蛇足ですが、IPaddr2 RAのインターフェイス指定は"eth0:1"の様な指定ではなく、単純に"eth0"のように指定することをおすすめ致します。
こうすると、eth0:Xというインターフェイスを作らずに、eth0にたいしてアドレスが追加されます。確認はip addr showで可能です。

また、pgsqlリソースにmaster_ip="192.168.255.243"と指定がございますが、こちらにはvip-repで追加したアドレスを指定されるとよいと思います。
vip-masterはあくまでも利用側に見せるアドレスとしておき、vip-repはレプリケーション専用としておくと、(pg_hba.confなどで)セキュリティの設定が簡単になります。


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Takehiro Matsushima



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