Hinemos

2006年11月7日にリリースされた「UNIX系OS向けHinemos ver2.1 エージェント作成メモ」を元に、
Solaris9でVer2.1エージェントを動かしました。

なお動作確認をしたのは以下です。
・リアルタイム性能測定
・PING監視
・syslog-ng監視
・プロセス監視
・リソース監視
・アプリケーションログ監視


簡単な設定メモを以下に示します。

①追加モジュール
1)jre-1_5_0_09-solaris-sparc.sh
2)netsnmp-5.1.1-sol9-sparc-local.gz
3)syslogng-1.6.11-sol9-sparc-local.gz
4)libol-0.3.18-sol9-sparc-local.gz

2)～4)はhttp://www.sunfreeware.com/programlistsparc9.html からダウンロード

②agent_installer_EN.shの変更
1)15行目～17行目のEXEC_PATHの設定と設定情報の
読み込みを変更しました。
取り敢えずといった修正ですので、Shellがある
ディレクトリまで移動して実行しないと動きま
せんが…(pwdの実行結果が変わるので)
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EXEC_PATH=`pwd`
. ${EXEC_PATH}/install.cfg
-----
2)30行目のwhoamiのパスを変更
EXEC_USER=`/usr/ucb/whoami`
3)72行目のメッセージを英語に変更しました
(大したことないですが文字化けするので)
～is no exist. Make directory..."
4)93行目、96行目、97行目のJREインストーラ
ファイル名を変更
jre-1_5_0_09-solaris-sparc.sh へ
5)142行目～175行目をコメントアウト
Net-SNMPとsyslog-ngは別途インストール

③インストーラの実行
jre-1_5_0_09-solaris-sparc.sh をインストーラ
と同じディレクトリにコピーしてShellを実行

④Net-SNMP、syslog-ng、libolのセットアップ
以下の順でpkgaddする
・netsnmp-5.1.1-sol9-sparc-local.gz
・libol-0.3.18-sol9-sparc-local.gz
・syslogng-1.6.11-sol9-sparc-local.gz
Net-SNMPとsyslog-ngについてはOS起動時に自動
的に起動するように適宜設定する。(/etc/rc…)

⑤syslog-ng.confの修正
/etc/syslog-ng/syslog-ng.confの末尾に以下追加
なお、エージェントセットアップマシンのIPが
192.168.1.3、マネージャセットアップマシンの
IPが192.168.1.100とした場合。
----
#add for Hinemos Agent
source s_netudp {udp(ip(192.168.1.3) port(514));};
destination d_hinemos {tcp("192.168.1.100" port(514));};
filter f_hinemos_log {facility(user);};

log {source(s_netudp); filter(f_hinemos_log); destination(d_hinemos);};
log {source(s_sys);filter(d_mesg);destination(d_hinemos);};


大雑把ですが、以上で正常動作しました。