点は基準からの位置を示します。

基準は文脈によって異なります。パスの位置であればキャンパスの原点であり、ウィンドウの位置であれば、通常はディスプレイの左上端になります。 何を基準にするかは、点を使うデータの説明で指示します。

位置の表記方法は何通りか考えられますが、正確に取りたい数値を記述することが基本になります。次のような表記が考えられます。

;直交座標系
(point 2 3)

;極座標系
(polar (/ pi 3) 5)

;他の点に連結
(link "XXX")

直交座標系では、2つの数値で表されます。数値の単位の問題はありますが、これが基本的な表し方だと思います。

極座標系では、角度と距離で表されます。数値計算が出来るので、こちらの方が分かりやすいことも多いです。

リンクでは、連結しているという意味を持ちます。フィルを使うために必要です。

連結せずに他の点に依存させたいときはdependを用います。

点は一つのイラストで最もよく使われる要素なので、より簡潔な表記法が必要になります。